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- #コンサルティング
支援実績を、社名を伏せて公開すると決めた理由
許諾を取るには時間がかかる
支援実績のページを作るとき、最初に考えるのは掲載許諾です。
クライアントに連絡して、掲載してよいか確認する。担当者から上長へ、場合によっては法務へ。時間がかかります。数週間から数ヶ月。
サイトの公開を優先するなら、この時間は取れませんでした。
「実績なし」で公開するか
選択肢は3つありました。
1. 許諾が取れるまで、実績ページを空にしておく 2. 許諾が取れた分だけ載せる 3. 社名を伏せて載せる
1は論外です。実績のないサイトは、それだけで信頼を失います。
2も検討しましたが、載せられるのが1〜2社だと、かえって「他はないのか」と見えます。
3を選びました。
伏せるのは社名と数値
決めた方針はこうです。
伏せるもの
- クライアントの社名、ブランド名、商品名
- 具体的な金額、売上、成果の数値
書くもの
- 業種
- 支援期間
- 課題と、実際にやったこと
- iASKがどう関わったか
書かないもの
- 実際にやっていないこと
- 確認していない数値
- 存在しない事例
3つ目が一番重要です。社名を伏せると、何とでも書けてしまう。ここに歯止めがないと、事例が創作になります。
数値を載せないことにした
最初は「数値は後から追加する」という設計にしていました。空欄を用意して、許諾が取れたら埋める。
ただ、考え直してやめました。数値がなくても、事例として成立する書き方ができると分かったからです。
「CPAが◯%改善した」ではなく、「媒体ごとの成果と、増減の理由をセットで出す運用に変えた」と書く。何をやったかが具体的なら、数値がなくても内容は伝わります。
むしろ、数値だけが並んでいて中身の説明がない事例より、information量が多い。
注記を必ず入れる
一覧ページと詳細ページの両方に、この一文を入れています。
掲載している事例は、クライアント企業様の情報保護の観点から、社名および一部の数値を伏せて掲載しています。記載している支援内容・期間・体制はいずれも実際の支援実績に基づくものです。
これがないと、社名がないことが「ごまかし」に見えます。理由を明示すると、配慮として読まれる。この差は大きいと思っています。
商談で聞かれたときに答えられるか
この方針で書くときの基準にしているのが、商談で深掘りされても答えられるかです。
社名は言えなくても、「その案件、もう少し詳しく」と聞かれたときに具体的に答えられる。それが書ける範囲の上限です。
答えられないことを書いてしまうと、商談の場で崩れます。事例は集客のためのものですが、その先の商談で使われるものでもある。ここを忘れないようにしています。
許諾は、後からでも取れる
この方針は、許諾を取ることを諦めたわけではありません。
関係が続いていれば、いずれ「実名で載せさせてもらえませんか」と言えるタイミングが来ます。そのときに切り替えればいい。
今できる形で公開して、後から強くする。公開を止めるより、こちらのほうが合理的だと判断しました。
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