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自社サイトを作り直した記録 — 何を外注し、何を自分でやったか
分担を先に決めた
自社サイトを作り直すにあたって、最初に決めたのが分担でした。
外注したのは、デザインとコーディング。
デザインは自分ではやりません。オリジナリティのあるものを作るには、専門の人に任せたほうが確実だからです。
自分たちでやったのは、原稿と画像、そして全体の設計。
何を書くか、どういう構成にするか、どんな事例をどう見せるか。ここは事業の中身なので、外に出せません。
この分け方は、結果として正解でした。ただし、自分たちの担当が想定よりずっと重かった。
遅れた原因は、全部こちら側
進行を振り返ると、止まった箇所はほぼ全部こちら側でした。
デザインの確認が遅れる。原稿が出せない。事例の内容が決まらない。フォームの項目が決まらない。
制作側は、こちらが出したものに対しては速く返してくれます。待たせていたのは自分たちです。
外注すると楽になる、と思いがちですが、実際には「発注側の仕事」が明確になるだけで、量は減りません。
一番時間がかかったのは、事例
意外に時間を取ったのが、支援実績のページでした。
理由は、クライアント名を出せるかどうかの判断です。許諾を取るには時間がかかる。かといって事例がないサイトは弱い。
最終的に、社名を伏せて、業種と支援内容だけで書く方針にしました。そのうえで、「情報保護の観点から伏せています」という注記をページに入れています。
この判断に至るまでに時間がかかりました。先に方針を決めておけば、もっと早く進んでいたはずです。
原稿は、書く前に構造を決める
原稿でつまずいたのも、書く量が多かったからではありません。構造が決まっていなかったからです。
デザインが上がってきてから「ここに入る文章を」と言われると、その枠に合わせて考えることになります。枠が先にあると、書きにくい。
途中から、先に項目立てを決めて、そこに沿って書く形に変えました。こちらのほうが速い。
事例のページも、制作側が用意したテンプレートの項目(課題、支援内容、実施したこと、関わり方)に合わせて書き直したら、一気に進みました。
画像は、写真を探さない
サービスページに「アウトプット例」を載せる枠がありました。実際にお渡ししている資料の雰囲気を見せる場所です。
ここで実物を使うわけにはいきません。クライアントの情報が入っているからです。
そこで、架空のデータで同じ形式の資料を作ることにしました。サイトの配色を使って、同じレイアウトで、中身だけダミー。画像内に「サンプル」と明記しています。
素材サイトの写真を貼るより、伝わるものになりました。
やってみて思うこと
自社サイトは、後回しになりやすい仕事です。締め切りがなく、売上にも直結しない。
ただ、進めてみて分かったのは、事業の説明を書き直す作業そのものに価値があるということでした。
何を提供しているのか、誰に向けているのか、なぜそう言えるのか。これを文章にする過程で、自分たちの整理が進みました。サイトができたことより、こちらの収穫が大きかったと思っています。
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